SEO順位を上げる方法｜外部リンクと内部リンクはどっちが強い？

「サイトを作ったのに思ったよりアクセスが伸びない！」

そんな悩みを持っていませんか？

記事もしっかり書き込んだし、記事数も十分あるんだけどSEO順位が上がらない。
そんな時に見直す必要があるのが外部リンクと内部リンクです。

今回は、SEO順位を上げるための方法の一つ、外部リンクと内部リンクについて解説したいと思います。

1.外部リンクの効果と方法

外部リンクとは

外部リンクとは、簡単に言えば自分のサイト外からのリンクの事を言います。

例えばAというサイトに対して、BとCというサイトからリンクを飛ばすとします。
図にするとこんな感じ。

このAというサイトにはB・Cというサイトからリンクを受け取っていますので、Aのサイトはその分SEOが向上します。これが外部リンクの基本的な形です。

外部リンクの貼る際の注意点

外部リンクを貼る前に、SEO向上させるための大きな注意点が3つ存在します。

1. 同ジャンルのサイトからのリンクが望ましい
2. 適切なリンクの貼り方を行うこと
3. 一方的なリンクであること

１つ１つ解説していきます。

①.同ジャンルのサイトからのリンクが効果的

外部リンクを送る際は、なるべく同ジャンルのサイトからのリンクが好ましいとされています。

例えば、オンラインカジノのサイトにリンクを送るのであれば、ギャンブル関係のサイトから外部リンクを送るのが、理想的なジャンルからの外部リンクになります。
逆に、ダイエットのサイトからオンラインカジノのサイトに外部リンクを送ったとしても、あまり効果的とは言えません。

Googleはサイト内に書かれている情報、そしてリンクを読み取り、適切なリンクなのかどうかを見極めています。突然ダイエットサイトからカジノサイトにリンクが送られていた場合、Googleは「なんじゃこりゃ！？」と困惑し、「SEOを上げるための嘘のリンクじゃないのか？」と判断してしまう可能性が高いです。

これによるペナルティというものは、よっぽど露骨（数百～数千の無関係なサイトからリンクが貼られているなど）で無い限りはありませんが、効果は限定的なものになります。関連性のないジャンルからの外部リンクより、同ジャンルのサイトからの外部リンクのほうが効果的となります。

②.適切なリンクの貼り方とは

外部リンクを貼るときは、なるべく文章中や関連リンクとして飛ばすのが一般的です。

このように、自然なリンクを装うのが外部リンクの基本形です。
１つの文章内に無理やりリンクを5つも6つもととつけるようなやり方は”不自然なリンク”と判断されますので、やりすぎには注意です。

また、どういうキーワードでリンクされているかも重要なポイントです。「おすすめサイト」などの文面でのリンクではあまり意味がありません。関連付けたキーワードでリンクを飛ばすのが効果的な外部リンクの付け方です。

③.一方的なリンクであること

サイト数が少ない場合、サイト同士でリンクを飛ばし合うという行為を行う方がいます。
いわゆる相互リンクと呼ばれる方法ですね。
この方法はお互いにSEO効果が得られるとして、数年前はよく使われていた手法です。相互リンクを募るサイトさんも当時は多数見かけていましたが、この方法はデメリットが多いため現在は廃れています。

外部リンクは送られた側には小さなメリットを持ち、送った側は大きなデメリットを負う、そんな感じになっていると考えてください。これはイメージですが、

現在の外部リンクの仕組みはこんな感じじゃないかと考えられます。

相互リンクを送ってしまうと、上がるどころかマイナスしかねえ。という状態にもなりえます。というわけで、外部リンクは一方通行、サブサイト（上の図で言うA）からメインサイト（B）に送るだけにしておく必要があります。

外部リンクを貼ってみよう

では、実際に外部リンクを貼ってみましょう。
リンクの方法は簡単、HTML・ワードプレス（ワードプレスの場合はテキストで入力）両方とも同じで<a>タグを使います。

これを入れ込むだけで外部リンクが貼ることができます。

現在のページを閉じずに新しいページでリンク先を表示させるには、target=”_blank”を追加。

もしもSEO効果を相手側に渡したくない場合、rel=”nofollow”を追加します。

※rel=”nofollow”はASPが提供するアフィリエイトリンクでは必ず設定されています。

それぞれ貼る場所、用途に応じて外部リンクを設置していってください。

これで外部リンクの説明はいったんおしまいです。次は内部リンクについて解説していきます。

2.内部リンクの効果と方法

内部リンクとは

外部リンクは他のサイトからのリンクを飛ばすものだったんですが、内部リンクはそのサイト内の記事同士でリンクを飛ばし合う行為の事を言います。

これはサイト内の回遊を手助けするためのものであり、閲覧数を伸ばす非常に効果的な役割を持ちます。
1人の閲覧者が1ページだけ見て去っていくのか、３ページ４ページとサイト内を見て回って去っていくのか、これは現在のSEOに凶悪なまでに影響を及ぼします。

訪問者の閲覧ページ数が多いサイトは優良なコンテンツが多いサイトとしてGoogleは認識してくれます。
こうなれば、SEOは必然的に高まる一方で、完全な勝ちパターンに入ります。Googleが求めているのはまさにこういうサイトなんです！と言わんばかりですね。

内部リンクの貼る際の注意点

外部リンクと違って特に大きな注意点はありませんが、なるべく閲覧してもらえるような記事を関連リンクとして配置することが好ましいです。
あなたのサイトの閲覧者が求めている次の情報を読んでもらえるようにするのが重要です。

ちなみにワードプレスの場合、テーマによっては自動的に関連リンクを作成してくれますので、この点は手間がかかりません。HTMLの場合、面倒ですが毎回関連リンクを貼りましょう。

内部リンクを貼ってみよう

内部リンクの貼り方は外部リンクと同じ<a>タグを使います。

違う点は、基本的には外部リンクでお教えした_blankやnofollowを使わないというところでしょうか。

とても簡単で効果的な方法です。ぜひ内部リンクを活用しましょう！

3.外部リンクと内部リンクどちらが効果的？

外部リンクと内部リンク、どちらが効果的なのかは、言うまでもなく

内部リンクの圧勝です。

まず優良なコンテンツありきの話にはなってしまいますが、SEOがなかなか上がらない場合、重点的に見るべき場所は内部リンクです。
もちろん外部リンクに効果がないかと言うとそういうわけではありませんが、現在のSEO環境において、重要なのは内部リンクであるということは頭に入れておいたほうが良さそうですね。

 

参考になれば幸いです。